あなたが今、何かしらの生きづらさを抱えて困っているとしたら、公式LINEを友だち追加の上、メッセージをお送りください。
あなた1人では抱えきれない問題も、私と一緒に解決策を考えることで、あなたの心の荷物を軽くしていける可能性があります。
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この記事は、こんな人のために書きました。
私、パートナーや親の気持ちばかり考えてしまって、どうしても自分のことは後回しにしてしまうんです…
もしもあなたが、そんな悩みを抱えているとしたら、子供の頃から両親と共依存だったかもしれません。
そういえば、小さい頃から自分よりも親や家族のことを優先してきたかも…。——心当たりはありますか?
この記事では、他人に優しすぎて自分が苦しい思いをしている人が、そんな「生きづらさ」の原因や問題に気づき、解決のステップが分かる内容となっています。
他人に優しすぎる自分のこと、責めないで、大切に守っていきましょう!
(私も共依存&毒親に苦しんできた当事者です!)
私の体験を、プロフィールにて公開しています。あなたの「生きづらさ」解決のために、参考になれば幸いです。
共依存を超シンプルな言葉で表現すると、次のようになります。
援助される人と、援助する人とが、依存し合っている関係性のこと。
「援助される人」とは
「援助する人」とは
そして、共依存の問題点を整理すると、次の2点に集約されます。
※自尊感情とは
「ありのままの自分に価値があると思う気持ち、自分を大切に思う気持ち、自分を尊重する気持ち」のことです。「自尊心」や「自己肯定感」もほぼ同じ概念だと私は捉えています。
どっちもが、あなたなしでは生きてゆけないわ~!状態ってこと?
そういうことですね!
ただ、援助する側の問題のほうが、目立ちにくいために、深刻化しやすいです。
参考(共依存の専門的な定義)
依存症者に必要とされることに存在価値を見いだし、ともに依存を維持している周囲の人間の在り様。
引用:e-ヘルスネット(厚生労働省)
愛情という名を借りて相手を支配すること
引用:『アダルト・チルドレン:自己責任の罠を抜けだし、私の人生を取り戻す』(p.50)
自分を主体ではなく、他人や周囲を主体とすることで自分を守ろうとする生き方
引用:『アダルト・チャイルドが自分と向きあう本』(p.11)
※アダルトチャイルドとは?
養育環境に問題があり(共依存や虐待、DVなど)子ども時代のニーズが適切に叶えられずに大人になった人を表現する言葉として「アダルトチャイルド(あるいは、アダルトチルドレン、AC)」があります。
参考(アダルトチルドレンの専門的な定義)
現在の自分の生きづらさが、親との関係に起因すると認めた人
引用:『アダルト・チルドレン:自己責任の罠を抜けだし、私の人生を取り戻す』(p.53)
まずは、共依存の典型例を以下の3パターンに分類し、それぞれの特徴と、どのような問題が起きてくるのかを考えていきます。
夫婦が共依存の家庭では、子どもが自分のニーズより、親のニーズを優先する、といった状況が起こります。
たとえば、次のような会話がよく起こります。
具体例①
お父さんがまた酒飲み運転したって、警察から連絡あったから、ちょっと出てくるね。晩ごはんは何か適当に食べてて。
私は大丈夫だから。気をつけてね。
進路のこと、相談したかったんだけど…。お母さんそれどころじゃないか…。
気遣いのできる良い子に育ってるわ…。
娘は、本当は自分の話を今すぐ聞いて欲しいのです。しかし、家族全体の状況を考えると、それは叶いません。そしてそれが母の責任ではないことにも気づいています。
「私は大丈夫だから。気をつけてね。」という娘の言葉は、そんな事情の全てを理解していることを物語っています。
こんな状態が続くと、子どもはやがて自分の感情や欲求が分からなくなり、のちの人生に深刻な悪影響を及ぼすことになります。
この問題は、「アイデンティティクライシス(アイデンティティの喪失)(※)」と呼ばれます。
※アイデンティティとは
「自分は何者なのか?」と自分に問うことで心の中に浮かんでくる、自分のイメージのことです。
子どもは親の気持ちを優先して育つため、自分の感情や欲求が分からなくなる。
親子間の共依存は、親が子どもを、違う人格を持った一人の人間として尊重できていないことで起こります。
この場合「援助する・される」よりも、親が子どもを「利用する、支配する、コントロールする」と表現したほうが実態に近くなります。
ここでは、親子間の共依存を、次の3つの例で見ていきます。
親が子どもを援助するのは自然なことですが、過剰な世話は、子どもを支配することになります。
具体例②
明日から修学旅行でしょ? 新しい下着買ってあるからね。化粧ポーチの中見たらリップなかったから補充しておいたよ。現地着いたらLINEちょうだいね。あと、夕食の後と、消灯前にもLINEして。
はーい。
あ、そうだ、進路のことなんだけどさ…。
大学は△△大学にしなさいね。あなたに理系は向いてないわ、文系にしなさい。△△大学だったら就職も安定してるから!
じゃあ今日は夜勤だから、行ってくるね!
…。
もういやだ…。早く家出たい…。
かなり極端ですが、母が娘の持ち物や行動、進路にまで口出ししてしまう例です。
こんな環境で育つと、子どもは自分で自分のことを決めて、行動して、結果に責任を持つ、という「自立のプロセス」を経験していけません。
加えて、親の言うことに子どもが従う状態が続くため、子どもが自分の感情や欲求が分からなくなる(アイデンティティクライシス)問題も起きてきます。
子どもが適切に自立できず、成人しても他人に依存してしまうようになる。
親が、周りから称賛されたいという欲求を満たしたくて、子どもを利用してしまうこともあります。
具体例③
ピアノの発表会まであと1週間だけど、練習はできてるの? 本番に弾き間違えて私に恥ずかしい思いさせないでね、お願いだから。
はーい…。
あなたは本当の私になんて全く興味がないんだね…。いいわよ。どうせ私は、あなたを良妻賢母に演出するための小道具でしかないってことぐらい、昔から分かってたんだから…。
親の中で「理想の子ども」のイメージに「現実の子ども」を無理やり合わせようとしてしまうパターンですね。
そうなると、子どもは一生懸命がんばって「親の望む自分」になろうとします。そうしなければ親に愛されていないと感じるからです。
これを私は「自己犠牲の愛」と呼んでいます。
子どもは「親に愛されない自分には価値がない」という信念を持ってしまう。
親が自分の感情や状況の責任を子どもにぶつけてしまうパターンも、よく聞かれる問題です。
具体例④
あなたの大学の学費のために、お母さんは朝から晩まで働いてるのよ! 分かってるの?! 国語が40点で、△△大学に入れると思ってるの?! お母さんに成績の心配までさせないでよね!!
はいはい…。また私のせいにされたし…。そもそも大学なんて行きたくないんだけど…。まあ、どうせ相談しても無駄って分かってるけど。
てか、そんなに私を育てるのが大変なんだったら、そもそも産まなきゃ良かったのに…。もしかして、私って望まれてない子どもだったのかな…。
大丈夫よ、心配しないで
このような親の関わり方は「私はあなたのせいで苦労している」というメッセージを子どもに送っていることと同じです。
その結果、子どもは自分の存在そのものに罪悪感を感じ、自己否定感を強く持ちながら生きていくことになります。
本当に、悲しいことです。
子どもは「罪悪感」や「自己否定感」を抱えて育ってしまう。
親と共依存なまま育った子どもは、人間関係、特にパートナーシップでも共依存になってしまうケースが多いです。
具体例⑤
君との今後の生活のためにオレは今の仕事頑張ってるんだよ?! もうちょっと美味しくて栄養価の高い晩ごはんを作ってほしいんだよなー。これじゃ疲れが癒されないし、カロリーも高いからメタボんなっちゃうよ! いいの?!オレが肥満になっても…。
ごめんなさい…。
私ダメだ…ご飯すらまともに作れない…もう最悪…(;_;)
彼に捨てられたら生きていけないよ…(T_T)
夫の言葉は、現実の妻を理想の妻に仕立て上げたいという、全く自己中心的で配慮に欠ける攻撃的な言葉です。
にも関わらず、妻は、夫から受けた攻撃的な言葉をそのまま自分に向けて投げつけてしまっています。
「親に愛されない自分には価値がない」という間違った信念が、そのまま「パートナーに愛されない自分には価値がない」に置き換わってしまっているということが分かります。
親との共依存関係がパートナーシップに引き継がれる。
ここで、共依存が引き起こす深刻な問題点を、
に分けて、整理していきます。
共依存の家庭で育つ子どもが抱える、最も重要な問題は「自分を大切に思う気持ち(自尊感情)が育たない」に集約されると、私は考えています。
次の4つの問題は、自尊感情が育たないことで生まれてくると私は分析しています。
(※違う人が違う側面から捉えていけば、分類の仕方も変わってくると思います。)
自分より親の気持ちを優先する
だんだん自分の気持ちが分からなくなる
自分を大切に思う気持ちが育たない
親の気持ちを汲み取って尽くす
親の望む自分になろうと頑張る
自分を大切に思う気持ちが育たない
親は自分のせいで苦労していると感じる(罪悪感)
自分はダメな存在なんだという信念を持つ(自己否定感)
自分の短所を克服することばかりを頑張る(完璧主義)
自分を大切に思う気持ちが育たない
自分と親は違う感情を持つことを学べない
自分と親は違う人間であることが学べない
自分を大切に思う気持ちが育たない
そして人は、親子関係の中で愛し愛されたやり方を、他の人間関係にも当てはめます。
大人になる前の子どもにとっては、親が「愛されたい人」でした。
社会に出ると、「愛されたい対象」がパートナー、子ども、仕事などにそのまま置き換わります。
共依存関係で育った子どもは、成人後のあらゆる場面で、大変な困難を抱えることになります。
私が思いつくことを箇条書きにしていきます。
(同じことを違う側面から捉えた表現もありますが、それはそれとして別項目にしています。)
「自分はこれで大丈夫」という感覚を持てるかどうかが、他人から認められるかどうかに依存してしまう状態です。
過保護・過干渉な(援助しすぎる)親に育てられた場合は、この問題を抱えることがあります。
特に、パートナーシップにおいては「見捨てられ不安」を抱えることもあります。それは次のような状態になります。
私は、このような問題だらけの共依存から抜け出す方法は、次の3つが有効であると考えています。
ステップ・バイ・ステップにしていますが、順番が変わったり、同時に進めたりしても、もちろんOKです。
それぞれ、別の記事で詳しく解説していますので、参考にしてみてください。
私が共依存から抜け出すために、実際に効果を感じたワークが載っている、参考書籍を紹介します。
共依存、アダルトチャイルド、インナーチャイルド関連(おすすめ7冊)
自己否定感UPが期待できる根本裕幸さんの本(おすすめ5冊)
あなたが今、何かしらの生きづらさを抱えて困っているとしたら、公式LINEを友だち追加の上、メッセージをお送りください。
あなた1人では抱えきれない問題も、私と一緒に解決策を考えることで、あなたの心の荷物を軽くしていける可能性があります。
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